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最も安く飛行機に乗れる【ダイナミックパッケージ】安い理由とお得な利用方法を解説

航空券とホテル旅館の宿泊予約を同時に行なうことが出来る「ダイナミックパッケージ」が人気です。OTAの楽天トラベルは、2019年のダイナミックパッケージの年間利用者数が1千万人を越えると公表しており、その他、じゃらんnetや航空会社が独自に販売している件数も合わせると、かなり多くの方に利用されている事が分かります。

ダイナミックパッケージの魅力は、今まで旅行会社が作っていた長期滞在や周遊型のツアーには無い「旅の自由度」の高さと、その圧倒的な「安さ」にあります。また現在は、日付や利用人数、地域などの条件を入力するだけで、数多いフライトやホテル旅館の中から利用可能な選択肢が表示され、その中から人気順や価格順にソートを行いながら、自分の条件に合った旅の工程を驚くほど簡単に予約する事が可能になっています。しかも、トランジット(航空機の乗り換え)の自動検索や、現地でのレンタカーの予約も同時に出来てしまいます。

ただ「安すぎるのは何だか怖い。」「サービス内容が悪いんじゃないの?」と感じられている方も少なくないそうです。そこで今回は、ダイナミックパッケージの安さの理由とおすすめの利用方法をお伝えします。

その安さの理由を徹底解説

ダイナミックパッケージの安さの理由は、大きく分けて下記の3つありますので順番にご説明します。

航空券の種類が違うから安い

航空券にはさまざまな種類がありますが、ダイナミックパッケージの安さの理由を説明する為に知っていただきたい種類は「PEX運賃航空券」と「IT運賃航空券」の2種類です。前者はいわゆる航空会社の正規料金で、後者はツアー用(旅行社用)に特別に安くした航空券です。ダイナミックパッケージは、後者の「IT運賃航空券」を楽天トラベルやじゃらんnetが予約システムに組み込んで、個々の条件に合わせてばら売り出来るようにしているのです。以前は「団体包括旅行運賃」として、その名の通り団体用に設定された安価な料金体系でしたが、旅行の個人化に伴い、1994(平成6)年からは1名からでも適応出来るようにルールが変更されました。

以上のように、ダイナミックパッケージはツアー専用の団体料金を個人に適応出来る仕組みを使って料金を下げているのです。決してサービスレベルなどを落としている訳ではないのです。

キャンセル率が低いから安い

2つ目は、予約キャンセルにまつわる理由です。航空券もホテル旅館も予約商売ですのでキャンセルが付き物です。ですので、一般的には航空会社も宿泊施設も収益を安定させる為、自社のキャンセル率を予め把握し、それを見越した料金設定(キャンセル料含む)を行なっています。特に航空会社はその傾向が強いです。

しかし、ダイナミックパッケージのように航空券と宿、そしてレンタカーなど、複数のサービスを一括で予約したケースの場合は、実はキャンセル率が低くなる傾向があります。今回の主題ではありませんのでその理由は割愛しますが、何れにしてもパッケージ予約はキャンセル率が低いのです。キャンセルリスクが少ない分、料金を安く抑えられる。これが2つ目の理由です。

「空&宿」の販売戦略の相乗効果で安い

ここから説明させていただく内容が、ダイナミックパッケージが安価である最大の理由であり、ダイナミックパッケージの肝ですので、しっかり読んで理解していただければと思います。

航空会社とホテル旅館は両者とも、その営業形態上、同一の3つの大きな問題を抱えています。ダイナミックパッケージは、その両者共通の問題点を補い合いながら、メリットを出して行ける仕組みになっているのです。その副産物として、利用者には信じ難いような安価な利用料金が提供されるのです。ダイナミックパッケージは、航空会社、宿泊施設、そして利用者にもメリットのある三方良しの仕組みなのです。

繁閑の波が大きい

両者共に、月・曜日・時間帯など、需要に大きな波が存在します。売上が不安定なのにも関わらず、機体や建屋の維持管理費、人件費などの固定費は待った無しです。その為、それぞれ様々な戦略を行い需要喚起を行っていますが、この繁閑の波を完全に無くす事は至難の業であり、航空会社・宿泊施設にとって繁閑の波の大きさは永遠の課題なのです。需要期に合わせて在庫数を増やせない

需要期に合わせて在庫数を増やせない

繁閑の波とセットの大問題があります。それは、需要期に合わせて在庫を増やすことがで出来ないのです。「年末年始はお客様が増えるから、10機購入しよう。」「5月の連休は忙しいから、部屋を20室増やそう。」そんな事は出来ないのです。1年の中のピークの数日に合わせて機体や部屋を増やしてしまったら、維持費が膨れ上がり、借入の返済が出来ず、あっという間に会社は潰れてしまいます。製造業のように、ピークに合わせて暇な時期に在庫を増産しておく。小売店のように需要期に合わせて在庫を大量に仕入れる。そのように、需要のピーク時に売上を突き上げる事が出来ない営業形態なのです。

むやみに値引きを行いたくない

安易な値引きはブランド価値を下げてしまいますので、賢明な戦略ではありません。「あそこは、いつもあの程度の料金だな。」お客様からそのようなイメージを持たれてしまったら、需要期に高く販売しようとしても「忙しい時期だから、お客の足元を見ているな。」と信頼を欠いてしまいます。その結果、需要期の売上も落としてしまい、当然閑散期でも購入していただけないと言う自体を招きかねません。航空会社もホテル旅館も暇だからと言って、ブランド価値を下げてしまうような安易な値引戦略は出来ないのです。

この3つの問題点へのソリューションがダイナミックパッケージ

上記の1.2.の問題解決の為に、レベニューマネジメントと言う販売管理方法があります。簡単に言えば、需要と販売タイミングに合わせて価格をコントロールする販売手法です。しかし、この方法に基づいて値下げを行なった場合でも、3.のブランド価値の低下には繋がってしまいます。しかし、ダイナミックパッケージで、複数のサービスがセットになった場合は、どのサービスがいくらなのかお客様には全く分かりにくいのです。つまり、ブランド価値を下げる事無く値引戦略を行なえるのです。その為、航空会社も宿泊施設も需要の波に合わせて、思い切った価格設定が出来るのです。これは値引きだけではなく、値上げでも同じ事です。

ダイナミックパッケージとは、航空会社のさまざまな路線の運行状況と、無数のホテル旅館の客室と宿泊プランの掛け合わせがインターネット上で同時多発的に行なわれていると言う事なのです。従って、それぞれ単独の購入では絶対にあり得ない価格帯が、サービス低下も提供側のリスクも少なく実現出来ているのです。

おすすめのダイナミックパッケージはコレだ

温泉旅館支配人の筆者がおすすめするダイナミックパッケージは、楽天トラベルが販売している「ANA楽パック」と「JAL楽パック」です。価格もさることながら、楽天ポイントが貯まる(もちろん使用も可)ことも大きな魅力です。安いとは言え、旅行はそれなりに額になりますので、その機会にはしっかりポイントを貯めたいところです。しかも、楽天トラベルでは管理画面でパッケージプランの料金設定を行なう際に「正規料金の20%OFFが売れ筋です。」と、さりげなく20%OFFの推奨メッセージが表示されますので、お宿側での割引きに少なからず影響があるのも事実です。初めての方用のHow toページが充実しているのも見逃せません。

次は、じゃらんのダイナミックパッケージですが、業界人の筆者の見解としては、楽天トラベルの方が1.5歩リードだと思います。

>【ANA楽パック】ご予約はこちら

>【JAL楽パック】の詳細・ご予約はこちら

>【ANAじゃらんパック】の詳細・ご予約はこちら

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本当に安いか検証したら分かった驚きの安さ

ここでは、実際に販売されている「航空券のみ」の価格と「ダイナミックパッケージ(航空券+宿)」の料金を、全く同じ便で比べてみます。

ANAの場合

東京-福岡間、往路「ANA253便」、復路「ANA272便」、共に普通席で検証します。上記の通り、飛行機運賃は57,400円でした。

では、全く同条件の航路で楽天トラベルの『ANA楽パック』を使い航空券+ホテルのセットで検索をして見たところ、、、

ホテルの宿泊付きで、19,900円です。表示画面では、GoToトラベルの割引が入っていますので東京福岡間がホテルが付いて12,935円です。割引が無くとも正規料金の半額以下、ホテル代が入っているのに37,500円も安く飛行機のチケットが変えてしまいます。(※ホテルはサイト内の当日最安ホテルを選択しました)

>【ANA楽パック】ご予約はこちら

では、次は先程のおすすめのもう一つ、じゃらんnetの『ANAじゃらんパック』で全く同条件で調べてみました。

じゃらんパックの場合は、楽天トラベルよりやや高いですが、それでも正規料金の半額以下24,300円でした。もちろん宿泊付きです。(※ホテルはサイト内の当日最安ホテルを選択しました)

>【ANAじゃらんパック】の詳細・ご予約はこちら

今回の検証では、ANAが設定している「バリュー3C」と言う搭乗日3日前までの予約で割引になると言う運賃形態でしたが、航空券単体での購入の場合、予約日が早ければ早いほど安くなります。そこで、その他の料金形態でも検証を行った結果、予約日が搭乗日の28日前までの割引運賃「ANA SUPER VALUE 28」までであれば、ほぼすべてのケースで宿付きのダイナミックパッケージの方が安価で予約出来る事が分かりました。

搭乗日45~55日前の「ANA SUPER VALUE 45(又は55)」になると、飛行機代のみの方が高くなってきますが、宿もセットで予約したい場合はまだまだダイナミックパッケージが有利です。しかし、75日前までの「ANA SUPER VALUE 75」になると航空運賃がグッと下がり宿泊が不要な場合は単独予約の方がお得になりました。

JALの場合

ANAと同様に、JALの場合も検証してみます。

東京-福岡間、往路「JAL317便」、復路「JAL332便」、共に普通席で検索するとと、飛行機運賃は57,400円でした。

それを楽天トラベルの『JAL楽パック』でホテル付で予約すると、クーポン割引前で23,100円。正規料金半額以下です。(※ホテルはサイト内の当日最安ホテルを選択しました)

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じゃらんnetの『JALじゃらんパック』の場合は、34,700円でした。半額以下とはいきませんが、ホテルがプラスになって2万円以上安いです。(※ホテルはサイト内の当日最安ホテルを選択しました)

JALもANA同様に予約が搭乗日より早ければ早い程、運賃が安くなる「先得割引・スーパー先得・ウルトラ先得」と言う設定があり、今回の検証では「特便割引3-タイプC」と言う3日前までの予約で割引になる運賃で検証しましたが、ANAと同じく搭乗日の28日前の予約なら、圧倒的にダイナミックパッケージがお得です。

また、搭乗日45~55日前の予約では航空券のみなら、JALの直接が少し安くなり、75日前だと逆転するのはANAとほぼ同じ傾向でした。

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検証まとめ

  1. 搭乗日の28日前の予約:ダイナミックパッケージの圧勝
  2. 搭乗日45日~55日前の予約:宿泊も必要ならダイナミックパッケージの勝利
  3. 搭乗日75日前の予約:宿泊不要なら航空券単体購入の勝利

75日前で宿泊が必要な場合は、宿と航空券を別々に手配するのが価格的にはベターですが、複数のサイトで予約するのは正直面倒ですし、レンタカーなどもセットで予約出来るダイナミックパッケージの利便性の方が価格の差うよりメリットが大きいと思い、筆者はどんなケースでもダイナミックパッケージで予約をしています。またビジネス利用の場合、1カ月以内に決まるスケジュールも少なくありませんので、ダイナミックパッケージ一択で良いでしょう。

また、ダイナミックパッケージを販売している旅行会社は複数ありますが、先程からおすすめしている「楽天トラベル」と「じゃらんnet」がぶっちりで良いです。一見、ANAやJALが独自で行っている方が良さそうに感じますが、宿泊施設数(選択肢)が少ない事や、ポイントの貯まり易さ使い易さ、予約のし易さなど、どこをとっても「楽天トラベル」か「じゃらんnet」が上回っています。

>参考記事:国内旅行は「楽天トラベル」と「じゃらんnet」だけチェックすればOK!その理由を徹底解説

裏技

また、裏技ですが帰省などで宿が不要の場合でもダイナミックパッケージで予約をして、ホテルに「実際は泊まりませんが、予約はそのままにしておいてください。ただ、お部屋は販売してもらって大丈夫です。」と事前に伝え、了承を得ていれば、あなたは航空券を安く買えますし、宿泊施設は宿泊を伴わずに料金がいただけ、更にその部屋を別の方に販売する事まで出来るので、皆が良い結果を得る事が出来てしまいます。ただ、事前にお宿の了承を得る事が大前提です。

繁閑の波を聞いてお得な日を狙って予約しよう!

ダイナミックパッケージの安い理由とサービス内容が何も劣らないと言う事をお分かりいただけたかと思いますが、航空会社やホテル旅館の繁閑の波と販売価格に非常に強い因果関係がある事もご理解いただけたと思います。つまり、いかに「両者共に暇な時期」を把握出来るのかがお得予約の重要なポイントになります。しかし、それぞれの地域や営業形態によって状況が異なりますので、繁閑の波を掴むことは意外と難しいのです。しかし、簡単な方法が1つだけあります。

それは、気になる方面に航路を持っている航空会社や、お目当てのお宿に直接電話をして「そちらを利用したいと考えているのですが、どの時期が空いていますか?」と率直に聞くことです。極めてアナログな方法ですし、電話でそんな事を聞くのは恥ずかしいし、相手に嫌がられないかと心配する方もいらっしゃるかと思います。でも、大丈夫です。皆さんは利用を検討しているのです、必ず親切に教えていただけるので安心してください。お宿と航空会社、いずれかが暇だというだけで料金はグッと変わってきます。両者共に暇な時期であれば大大大チャンスです。

「安くて品質も変わらない。」国内旅行の形を変えるダイナミックパッケージ。皆さんも是非利用してみてください。

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じゃらんnetの【ポイントアップキャンペーン】は要注意。大量ポイントUPに隠された2つの罠

大手宿泊予約サイトの「じゃらんnet」が毎月初めに開催する「ポイントアップキャンペーン」。最大+13%と大量ポイント獲得のチャンスですが、しっかりと内容確認をせず、残念な思いをされている方が増えています。その理由と対策をお伝えします。

じゃらんnetポイントアップキャンペーンとは?

このキャンペーンは、じゃらんnetが毎月月初に開催しているポイントアップ企画です。

キャンペーン開催中に対象のホテルや旅館を予約し、実際に宿泊すると、通常より多くのポイントをGET出来ます。さらに、宿泊日が「先」であればあるほど(予約が早ければ早いほど)多くのポイント獲得する事が可能です。また、エントリーなども不要ですので、基本的には対象施設を選ぶだけで、大量ポイントの獲得が出来るお得なキャンペーンです。

具体的には、下記の図のようなイメージです。

例)2019年9月開催のポイントアップキャンペーン

上記は、2019年9月のキャンペーン画面ですが、基本的に毎月同じ流れとなっており、上記の日付をそのまま当月に当てはめたスケジュールとなっています。

  • キャンペーン(予約)期間:毎月1日~14日頃
  • ポイント10%(通常+8%)対象宿泊:当月16日頃~月末
  • ポイント12%(通常+10%)対象宿泊:翌月16日頃~月末
  • ポイント15%(通常+13%)対象宿泊:翌々月15日頃~月末

こちらを見るとお分かりになりますが、毎月後半の宿泊をするとポイントがUPするキャンペーンとなっています。※余談ですが、じゃらんnetは、月の後半の宿泊予約が弱いと言う事だと考えられます。

大量ポイント獲得の裏にある罠

一見、「こんなに簡単にポイントが10%以上になるのか!」と驚くほどお得なキャンペーンなのですが、実は後で残念な思いをされている方がとても多いのです。その理由は「キャンペーン概要」に記されています。

じゃらんnetポイントアップキャンペーン概要

ここには、キャンペーンで獲得出来るポイントの詳細が書かれています。

  • 基本加算ポイントは「Pontaポイント1%」と「じゃらん限定ポイント1%」
  • キャンペーン加算ポイントは「じゃらん限定ポイント○%」※○は宿泊日に応じて8~13%

基本加算ポイントとは、キャンペーンなどに参加しなくても「じゃらんnet」での宿泊で得ることの出来るポイントです。1ポイントは、さまざまな店舗で使用でき汎用性の高い、あの「Pontaポイント」。そして、もう1ポイントは「じゃらんnet」のみで使用可能な「じゃらん限定ポイント」です。

そして、重要な部分はキャンペーンで獲得出来る大量ポイントは「じゃらん限定ポイント」だという事です。汎用性の高い「Pontaポイント」ではないのです。

驚愕のポイント有効期限

そして、ここが一番皆さんが見落とされている部分で、最大の罠です。

じゃらんnetポイントアップキャンペーン
ポイント加算日と有効期限

赤線の部分をご確認ください。

キャンペーンで付与される大量ポイント「じゃらん限定ポイント」は、宿泊月の翌月の中旬に加算されますが、有効期限がその月の月末までなのです。

もう一度整理します。

  • じゃらん限定ポイントは「じゃらんnet=宿泊」でしか利用出来ないポイント
  • 加算されてから有効期限まで、たったの半月

もうお分かりかと思いますが、じゃらんnetのポイントアップキャンペーンで大量獲得出来るポイントは、多くの皆さんにとっては使用困難なポイントなのです。毎日のように出張をされていて、月にホテルに何泊もされる方や、かなりの旅行好きで毎月温泉旅行に行かれている方を除いては、利用する事が極めて困難なポイントだと言えます。

ですので、「せっかく獲得したのに、あっと言う間にポイントがなくなってしまった。。」そんな方が続出しているのです。

短い有効期限にしている理由とは?

このポイント付与と利用期限の短さには、どんな理由があるのでしょうか?ユーザーからクレームが来る可能性さえ含んだこのキャンペーンを、続けるには、それ相応の理由があるはずです。そこを少しだけ読み解いてみましょう。

同時期に開催される、楽天トラベル「得旅キャンペーン」

じゃらんnetの永遠の?ライバル「楽天トラベル」が毎月月初に「得旅キャンペーン」と言うポイントアップキャンペーンを開催しています。じゃらんnetのキャンペーンは、ここにお客様を捕られないように、競合対策で行なわれている可能性が高いです。

得旅キャンペーンの詳細は、上記ページでご確認いただければと思いますが、得旅キャンペーンは、ポイントUP量、有効期限、汎用性、どれをとっても文句が無く、温泉旅館の支配人を努める私が今まで見た宿泊予約サイトの企画の中で最強のキャンペーンだと言えます。

じゃらんnetのポイントアップキャンペーンは、この得旅キャンペーンへの対応策として行なっているキャンペーンだと考えられます。つまり、見せ掛け上ポイントは付与するけれども、実際はほとんど使えないようにしていると言うのがこのキャンペーンの裏側にある本音だと考えます。

まとめ

  • 「じゃらんnet」のポイントアップキャンペーンで獲得出来るポイントは、「じゃらん限定ポイント」で、有効期限は半月しかない。
  • 「ポイントアップ」の文字だけではなく、詳細までしっかり確認する必要がある。

ポイントアップ系の企画やキャンペーンは、本当に沢山ありますが、自身にとって本当に有益なモノなのかどうかは、しっかり見極める必要があります。この見極めが甘いと、得をしたつもりで結局何も得られなかったと言うことになりかねません。さまざまな販売戦術が溢れているからこそ、見極める目を磨いて行く事が必要になって来ているのです。

もちろん、しっかり確認し、考え、予約する事で、じゃらんnetのポイントアップキャンペーンも有益に使う事も可能なはずです。

参考記事:【じゃらんnet】ポイントUPキャンペーンの良し悪しを見極めて本当にお得な予約をする方法

参考記事:驚異の40%還元!【楽天トラベル 楽天スーパーDEAL】宿泊費と還元ポイントを大調査

参考記事:楽天トラベル【得旅キャンペーン】はエントリー必須。その魅力を徹底解説

参考記事:ポイントサイト【モッピー】で宿泊予約を劇的にお得にする方法

【宿クーポンがお得】簡単に「お得予約が出来るチャンス」の見過ごしが多発しています。

宿泊予約サイトの予約時に使用出来るクーポンが増えています。その中でも自ら獲得する事で、より大きな割引が可能なクーポンがある事を見逃してしまっているケースが非常に多くあります。旅館として、実際に入ってくる予約を毎日見ていると「この日の宿泊なら、宿クーポンを使えばもっと割引出来るのに。」と思う予約が、とても多いという事です。今回は、その大切なクーポンを見逃してしまわない方法と、多くの皆さんがはまってしまっている「罠」についてご紹介します。

本ブログでは、「楽天トラベル」と「じゃらんnet」での予約を推奨していますので、その2サイトに絞ってお伝えします。※推奨理由はこちら

【失敗しない宿選び】国内予約は「楽天トラベル」と「じゃらんnet」だけチェックすればOK。

クーポンの種類を理解する

まずはクーポンの種類についての理解を深めましょう。どの宿泊予約サイトのクーポンもほぼ共通で、ユーザーには分からない内部的な分類が2つ存在しますので簡単にご紹介します。

  1. ホテル旅館が、クーポンの原資(割引額)を負担
  2. 宿泊予約サイトがクーポンの原資(割引額)を負担

ユーザーの皆さんにとって大切なのは「割引額」になりますので、こちらは、あまり興味のない分類になります。しかし、次の分類はとても重要です。

  1. 何らかの方法で、事前にユーザーに付与される(受動的)
  2. 予約時に、ユーザーが自ら獲得する(能動的)

実は、この取得方法による違いから、損する人と得する人に分かれてしまうのです。もらった(渡された)クーポンなのか、自ら獲りに行ったクーポンなのか、ここに大きな分かれ目が存在しています。

それぞれのクーポンが振り出される意味と性質

まず上記の1.番の「何らかの方法で、事前にユーザーに付与されるクーポン」について簡単にご説明します。

こちらのケースは、宿泊予約サイトや宿泊施設が、会員情報や顧客データ等を元に、事前にメルマガ・SNS等を使用し、見込客へ事前に送られるクーポンです。こちらの戦略的意図は「事前に持っているクーポンがあれば、予約する際にその割引が受けられるサイトまたはホテル旅館を優先的に予約するだろう。」というものです。簡単に言えば、他者にとられないように「唾を付けておく」為のクーポンなのです。

この戦略は、前もっての声がけ行為ですので、声をかける見込み客の数が重要になり、より多くの方にクーポンを事前配布することで予約数の増加が見込まれるのです。ただ、クーポンを使われた場合の割引用の予算には当然限りがあります。つまり、割引額が少額のケースが圧倒的に多いのです。

次は、2.番の「予約時に、ユーザーが自ら獲得するクーポン」をご説明します。

こちらは基本的には、予約サイト内のホテル旅館の施設ページで取得するようになっており「宿クーポン」と呼ばれています。そして、この宿クーポンは、先程の事前付与されるクーポンと比較すると割引額がかなり大きいケースが多いのです。

ユーザーが各宿泊施設の施設ページまで来ているという事は、あともう一歩で予約してもらえるというラインまで来ているという事なのです。ホテル旅館からしてみれば、折角あと一歩の所まで来たお客様を逃したくありませんので、たとえ割引額が大きくなったとしても、その段階で予約を決めさせたいと考えます。つまり、最後の一押しをする性質を持った宿クーポンは、思い切った割引額になっているケースが多いのです。

なぜ、お得な「宿クーポン」を見逃してしまうのか?

後述しますが、宿クーポンは非常に分かりやすく、シンプルに獲得出来ます。では何故、ユーザーは安いクーポンを使用して予約してしまうのでしょうか。それは、事前配布されるタイプのクーポンに罠がしかけられているからなのです。

メルマガやSNS等で配布されたクーポンを取得すると「このクーポンが使えるプランはこちら」のようなリンクが付いている事が多いです。これが1つ目の罠です。そして、クーポンを取得したり、そのリンクをクリックすると、その後さまざまな形をした広告が皆さんのスマホやPCの画面に表示されるようになります。これが2つ目の罠です。

これは、事前配布したクーポンを使ってもらうべく行なわれる戦術なのですが、この戦術自体が悪い訳ではありません。その広告等からのリンク先が、ホテル旅館のプランページになっていることがポイントなのです。つまり、宿クーポンを取得するページよりも予約に近いページにリンクされる為、宿クーポンの存在に気づかないのです。これは決して宿クーポンを使わせないような作為的な事ではなく、より予約に近いページにリンクさせた方が予約に繋がり易いからなのですが、それが理由で多くのユーザーが割引額の高い「宿クーポン」を見逃してしまっているのです。

宿クーポンの取得方法

では、具体的に「宿クーポン」の取得方法を見てみましょう。

「じゃらんnet」施設ページPC画面

上記は「じゃらんnet」の施設ページです。宿クーポンを設定してある施設では、最上部の極めて分かり易い位置に、取得用バナーがあります。

「楽天トラベル」施設ページPC画面

「楽天トラベル」の場合は、施設ページの上部に「クーポン一覧」のタブがありあます。こちらもファーストビューに取得用リンクがあり、極めて取得しやすいレイアウトです。

左:「じゃらんnet」スマホ画面
右:「楽天トラベル」スマホ画面

「じゃらんnet」は、スマホ画面でもPC同様に極めて分かり易い所にクーポン取得用バナーがあります。しかし「楽天トラベル」はスマホで見た時には注意が必要です。それは「楽天トラベル」では、PC画面でしか宿クーポンが取得出来ないのです。上記画像(右)のホテルのように取得バナーを別途設けている場合もありますが、かなり少数派です。多くの施設は宿クーポンを設定していても、ここまでの対応はしていません。※このようなバナーを設けている場合でも、リンク先はPC画面(スマホのブラウザで表示可能)となっており、最終的にはPC画面での取得となります。

まとめ

  • 事前に配布されるクーポンよりも、割引額の大きい「宿クーポン」という物がある。
  • 「宿クーポン」の取得は簡単だが、流れで予約まで進めてしまうと見逃してしまいやすい。
  • 予約する施設がある程度決まったら、施設ページに戻って「宿クーポン」の有無を確認し、あった場合は忘れずに取得。

しっかり確認をしているようでも、見逃してしまいがちの高額割引クーポン「宿クーポン」。少しのチェックで、ぐっとお得に宿泊予約が出来る可能性がありますので、必ずチェックする事をおすすめします。

国内旅行は「楽天トラベル」と「じゃらんnet」だけチェックすればOK!その理由を徹底解説

現在日本国内には、ホテルや旅館の予約が出来る「宿泊予約サイト」が数十サイトあり、ネット上にはさまざまな宿泊施設の情報が溢れています。現役温泉旅館支配人の私のところにも「ホテル旅館の予約は、結局どこから予約するのがお得なの?」と言う問合せが絶えません。

そこで今回は、私がダントツでおすすめする2つの宿泊予約サイトを、その理由と共にお伝えします。

他の追随を許さない、厳選2サイトとは。

宿泊先を選ぶ時に、沢山の宿泊予約サイトの中から、どこかのサイトを選んで、、、その中からホテルや旅館を選んで、、、プランを選んで、、、正直そんな面倒臭いことはしていられません。そこで登場したのが、旅行比較サイトと呼ばれるサービスですが、こちらも正直おすすめは出来ません。

参考記事:【旅行比較サイト】はストレスの元。比較サイトの正しい付き合い方。

ですので、ずばり教えします。

国内旅行の宿泊先は、下記の2サイトから探せばOKです。

楽天トラベル
じゃらんnet

いずれのサイトも超有名過ぎて、拍子抜けされた方もいらっしゃるかと思いますが、本当にこの2つのサイトだけチェックすれば、早くて、簡単に、多くの選択肢の中から、自分好みの宿を、よりお得に、予約出来るのです。

>【楽天トラベル】からのご予約はこちら

 

>【じゃらんnet】からのご予約はこちら

「中の人」だから分かる【楽天トラベル】【じゃらんnet】の凄さと魅力。

ホテル業界の中の人間(しかも一部の)しか分からない、この2サイトが他サイトより圧倒体に優れているポイントを簡単に4つ紹介します。これを読んだ方には、もう他の宿泊予約サイトで宿探しをしている時間は無いはずです。

圧倒的な登録施設数と取扱高

まずは、登録施設の数です。楽天トラベルで予約可能な施設は約30,000軒、じゃらんnetは約27,000軒。当然、取扱高も多く、3位以下の予約サイト名はあえて割愛させていただきますが、取り扱い高は、3位の宿泊予約サイトの約2倍以上で共に9,000億を超えています。この2サイトは、ユーザーからそれだけ圧倒的な支持を得ているサイトなのです。

ポイントは、それだけの情報を複数のサイトを跨がず同一サイト内で、同じレイアウトで確認出来、宿の検討が非常にスマートに出来るというです。

洗練されたUI(ユーザーインターフェイス)

より多くのユーザーが使用する両サイトは、それに比例したビッグデータを持っています。両サイトは、その情報に基づきABテスト等を繰り返しサイトの改善を高頻度で行ない、ユーザーの使い易さを日々向上させています。気づくとレイアウトが変わっていて、以前より使い易いサイトなったと感じた事がある方も少なくないはずです。

楽天トラベルとじゃらんnetは、進化のスピードや使い易さが他のサイトとは圧倒的に違い、ユーザーファーストのスマートなサイトなのです。あまり他のサイトと比較するのもどうかと思いますが、個人的には「る〇ぶトラベル」「〇休.com」などは、予約に至るまでにとてもストレスがUIだと感じており、使い易さにおいて、楽天トラベル、じゃらんnetとは比べ物になりません。

登録宿泊施設のモチベーションの高さ=好条件のプラン

ブッキングサイトとしての市場規模が圧倒的大きい両サイトですので、宿泊施設側の力の入れ方が違います。同じ特典や割引を付与するにしても、当然市場規模が大きいサイトのプランで行なった方が、費用対効果が高くなり売り上げ向上が見込めます。

必然的に他のサイトに比べ、楽天トラベルとじゃらんnetのプラン料金や特典にに力を入れる施設が多くなり、より好条件で予約出来る可能性が高くなっています。

同業他社サイトさえ情報源にしているサイト

旅館の支配人をしていると、さまざまな宿泊予約サイトの営業の方が掲載依頼にお越しになられます。今まで何十社の予約サイトの担当者とお会いしたかも覚えていない程ですが、お越しになられた営業の方々は、口を揃えて同じことを話されます。それは、

  1. 「楽天トラベル」「じゃらんnet」に次ぐ予約サイトを目指しています。
  2. 「楽天トラベル」「じゃらんnet」と同等の特典やキャンペーンを御社の負担を少なく行えます。
  3. 「楽天トラベル」「じゃらんnet」より手数料が安いです。
  4. 「楽天トラベル」「じゃらんnet」以上の成長率で伸びているサイトです。

などなど、商談で「楽天トラベル」と「じゃらんnet」と言う言葉を聞かない事がありません。もっと言えば、他社はその2サイトの名前を出さなければ、自らの宿泊予約サイトを説明する事すら出来ないほどの存在なのです。

ちなみに、上記の4.ですが、他サイトは元になる昨年の扱い高が極めて少ないので成長「率」が大きくなります。逆に言えば、そこしか「楽天トラベル」と「じゃらんnet」を数値的に上回る事が出来ないほど、圧倒的な差があるのです。

ポイントサイト経由でさらにポイントアップ可能

楽天トラベル・じゃらんnetのサイトコンテンツが他サイトと比較し非常に優れていることがお分かりになられたかと思いますが、上記2サイトにはさらにお得に宿泊予約が出来るメリットがあります。

それは安心して利用出来るポイントサイト「moppy(モッピー)」経由で予約すれば、さらにポイント獲得が可能になることです。タイミングや時期などによっても異なりますがポイント還元率は3.5~4%程あり、貯めたポイントは「1P=1円」で現金化や各種電子マネーにチャージすることも可能です。楽天トラベル・じゃらんnetで宿泊予約をされるならモッピー経由で予約されることをおすすめします。

まとめ

  • 「楽天トラベル」と「じゃらんnet」は、掲載宿泊施設数・取り扱い高・情報量(特典・ベネフィット含)が多く、他サイトと比べてサイト信用力が極めて高い。
  • UI(ユーザーインターフェイス)も優れており、予約し易さも圧倒的。

数多くのサイトを横断して宿を選ぶ事や、それを簡略化した比較サイトを使うよりも、4歩も5歩も先を行く 「楽天トラベル」と「じゃらんnet」 の2つから、自身にあったサイトを選び、そこに絞って宿選びをした方が、時間短縮になり、また余所見をしない分精度も高くなる為、結果的に自分好みの満足度の高いホテル旅館に出会うことが出来るのです。

また今なら、両サイト共にGoToトラベルキャンペーンを使ってすべての予約が最大35%割引となり、15%分のお買い物券(地域共通クーポン)が付いてきますので、2021年1月までの宿泊予約は今のうちにしておく事をおすすめします。

>【楽天トラベル】からのご予約はこちら

 

>【じゃらんnet】からのご予約はこちら