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【楽天トラベルスーパーDEAL】驚異のポイント40%還元!を徹底攻略

【楽天トラベル】楽天スーパーDEAL画面

【楽天トラベル】の楽天スーパーDEAL、皆さんは利用された事はありますでしょうか?最近は、楽天トラベルも積極的に告知を行なっているので、まだ使った事はないけど、名前だけは知っていると言う方も多いかと思います。

【楽天トラベル】楽天スーパーDEALは「ポイント30%~還元」と非常に魅力的なキャッチコピーとなっていますが、あまりのポイント還元率の高さに、逆に怪しさを感じている方も少なくないと思います。温泉旅館支配人の筆者も「アレって、ぶっちゃけどうなの?」と言う質問を大変多くいただきます。そこで今回は、さまざまな形態のホテル旅館が、実際に「楽天スーパーDEALで販売されている料金」と同一条件の「通常プランの料金」を調査し、旅館の中の人としての見解と合わせて楽天スーパーDEALについてご紹介します。

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【楽天トラベル】楽天スーパーDEALとは?

楽天スーパーDEALは、楽天グループが毎日開催しているイベントで、楽天会員であれば誰でも参加可能です。楽天市場はもちろん、楽天ブランドアベニュー、楽天ブックスなど、さまざまな楽天サービスで、通常の何十倍のポイント獲得が可能です。【楽天トラベル】スーパーDEALは、その中のトラベル(旅行)版です。

楽天トラベルの場合は、基本は30%還元ですが、中には40%と言うさらに高いポイントバックを行なっているホテル旅館も存在します。しかも、このスーパーDEALはポイントの高還元率と合わせて、見逃すことが出来ない重要なポイントが3つあります。

  1. 付与ポイントの有効期限が1年間
  2. 割引クーポンと併用可能(【重要】今なら「GoToトラベルクーポン」の併用で、もれなく35%割引!)
  3. ポイント10倍保証「得旅キャンペーン」と併用可能

楽天ユーザーにとって有効期限が1年と言うは、ほぼ無期限と同意語だと思います。そして、何より強力なのは、3.の得旅キャンペーンと併用が可能と言う点です。得旅キャンペーンの詳細は後述しますが、併用することで最大55%のポイントバックが可能になります。割引クーポンも併用可能ですが、割引後の金額がポイントの換算基準金額になる事を頭に入れておきましょう。

しかも、今なら「GoToトラベルクーポン」を使用する事で、高いポイント還元率だけでなく、もれなく35%割引となりますので、このクーポンを使わない手はありません。また、上記の2.で紹介した各種クーポンともダブルで併用可能できてしまうと言う、にわかには信じられないお得な状況になっています。

>参考記事:楽天トラベル【得旅キャンペーン】はエントリー必須。その魅力を徹底解説 2021年版

【楽天トラベル】楽天スーパーDEALは、本当にお得なのか大調査

付与されるポイントは宿泊された宿泊施設の負担となる為、以前は、ホテル旅館がポイントバック分を予め価格に転化し、実際は全くお得ではないと言うケースも存在しました。しかし近年は、楽天がコンプライアンスの厳守を徹底してきているので、そのような悪質なケースはほとんど見受けられません。

そこで今回は、実際にホテル旅館が販売している通常プラン(元プラン)と、楽天スーパーDEALで販売しているプランを、同一宿泊施設で、日付、利用人数、客室タイプと一致させ、実状を調べて見ました。

ケースA(ビジネスホテル)

※このケースでは、販売価格自体に若干の差が存在しましたが、スーパーDEALの方が約3,200ポイントも多くポイント還元されています。

ケースB(高級旅館/カップル)

※販売価格も含めすべて同じ条件ですが、高単価&還元率40%で約24,000ポイントも差がついています。

ケースC(温泉旅館/ファミリー)

※ファミリー利用でも結果は同じです。30%のポイント還元率ですので、同一条件で4,000ポイント以上お得に宿泊可能です。

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本当にポイントが付与されるかを確認

にわかには信じられないようなポイント還元率の楽天トラベルスーパーDEALですので、実際にスーパーディールを使用して宿泊した内容を筆者のマイページで確認していただきます。

上記は筆者が楽天スーパーDEALプランを利用して宿泊した利用履歴です。プラン名に【楽天スーパーDEAL】と記載されている事と、ポイント付与額が「3120ポイント」となっており、クーポン利用後の10,400円の30%になっている事が確認出来ます。

そして、こちらが筆者の楽天ポイントクラブのポイント実績画面です。楽天トラベルの同じホテル名での利用で3,120ポイントが間違い付与されています。

スーパーDEALの利用で付与されるポイントは、チェックアウト翌日から10日以内を目安に付与されます。個人情報の為、ぼかしを入れさせていただいていますが、上記の筆者の例ではチェックアウト日から9日目にポイントが付与されています。

結論・まとめ

今回の調査結果で【楽天トラベル】楽天スーパーDEALは、正にスーパーお得なイベントである事が確認出来ました。皆さんも是非、楽天スーパーDEALでお得に宿泊予約をしてみてください。

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唯一のデメリット

筆者の経営する旅館もそうですが、ポイント還元の原資を宿が負担する形態となっている為、それぞれのお宿の状況や販売戦略によってスーパーDEALに参加していない施設が多いと言うことが唯一のデメリットだと思います。しかし、全国のホテル旅館で合計2,232プランが販売されており、選択肢は決して少なくありません。( 2020年10月 現在)

出張利用でボーナス並みのポイント獲得

特に、出張やビジネス利用の場合は、獲得ポイントは領収書には載りませんので特におすすめです。少し足を伸ばしてでも、楽天スーパーDEALのプランがある宿を選ばれるのも良いと思います。筆者も実際にそうしていますが、スーパーDEALの獲得ポイントだけで年間数万ポイントを獲得していますので、もはや「おこずかい」のレベルではありません。

得旅キャンペーンとの併用が最強

また、得旅キャンペーンが開催されている場合は、そちらもエントリーし、さらなるポイントUPを目指してください。得旅キャンペーンは最大ポイント15倍ですので、もしDEALの40倍との併用でポイント55倍となれば、2名利用で1名分以上がポイントバックされる形です。

楽天市場のお買い物マラソンで買い回りをして、ポイント10倍を目指すより実現へのハードルはかなり低いと思います。※対象の宿泊施設が「得旅キャンペーン」に参画し、且つ「楽天スーパーDEAL」にも参加している事が条件となります。

参考記事:楽天トラベル【得旅キャンペーン】はエントリー必須。その魅力を徹底解説

>【楽天トラベル】得旅キャンペーンはこちら

【裏ワザ】満室の宿を予約する為のマル秘テクニック

知人からの紹介やインターネットの記事などで知った素敵なお宿。しかし、予約をしようとホームページや予約サイトを確認したら満室、、、そんな経験をお持ちの方は少なくないはずです。事実、評判の良い宿はいつでも予約でいっぱいです。仕事の予定がなかなか決まらない方にとっては、もはや宿泊する事は絶望的なようにも思えます。

しかし、ホテルや旅館の内情を知り、それに沿った適切なアクションを起こす事で、いつも満室のお宿を予約出来る可能性を飛躍的に高める事が出来るのです。今回は、そのテクニックをお伝えします。

ホテル旅館は、本当は満室ではない

現在はお宿の予約をしようとした時、ほとんどの皆さんは楽天トラベル・じゃらんnetなどの宿泊予約サイトで空室状況を確認されます。そして、そこが満室だと、公式ホームページで再度確認をしますが、そこでも満室。多くの方はこの時点で宿泊を諦めてしまっていますが、実はこの段階では、まだ満室ではない場合があるのです。しかも高確率で。

まずは、その事実を紐解いてみましょう。そして、それに基づき満室でも予約出来るテクニックをお伝えします。

旅行会社に客室販売を委託している為に満室

一概には言えませんが、こちらは大型宿によくあるケースです。客室数の多いホテル旅館はより多くのお客様から予約をいただく為に、さまざまな旅行社と協定を結び、一定数の客室販売を旅行社に委託しています(客室提供)。この協定に定められた委託期間内は、旅行社は自由にその客室を販売する事が可能です。つまり、旅行社に預けた客室がまだ売れ残っていたとしても、ホテル旅館はその客室を販売する事が出来ず、インターネットで調べても「満室」となってしまうのです。

予約制限(レベニューマネジメント)をしている為に満室

こちらは比較的小規模のお宿にあるケースです。レベニューマネジメントとは、売上や利益を最大化する為のマネジメント方法で、それに従い、条件による予約制限を行なっているお宿があります。例えば、2名利用より4名や5名利用の予約を受けた方が1室あたりの売上は大きくなります。その為「このお部屋は2名はとらず、3名以上の予約をとろう。」と言う販売戦術を一定期間行なったりします。この場合は、2名利用で検索しても「満室」となってしまうわけです。お宿は自らの販売戦略で、満室ではないのに満室としている場合があるのです。

アクション1:ある場所に行けば、簡単に予約が出来る

こちらは先の「旅行社に販売委託をしている為、満室となっている場合」についての対応策です。正解は単純です。旅行社に足を運んで予約をする方法です。しかし国内には「JTB」や「近畿日本ツーリスト」「日本旅行」など、多くの旅行社が存在している為、目当てのお宿がどの旅行社に販売を委託しているのか、また、それが本当に売れ残っているのかは分かりません。この方法は実際に足を運ばなければなりませんので、行ってみたら販売済だったという事は避けたいです。

それを回避する方法が1つだけあります。お宿に直接電話をして確認することです。電話口で「旅行社さんに預けてある客室で、まだ売れていない客室はありますか?」と聞けば教えてくれます。何故なら、販売委託期間中に販売出来なかった客室は、なんの保証もなくお宿に返却される為、その客室で予約をしてくれる可能性があるお客様からの問合せがあれば、喜んで教えてくれるのです。

アクション2:電話でこう伝えると予約が出来る(良心が許せば)

この方法は、良心が許す方だけ行なってください。先にご説明した「このお部屋は2名はとらず、3名以上の予約をとろう。」と言うようなマネジメントを行なっている場合への対応策です。勘の良い方はすでにお気づきかと思いますが、お宿が積極的に受け入れたいと考えている予約形態で予約するのです。具体的には本来の利用人数以上の利用という形で予約を成立させ、後日、人数が減ってしまったと連絡を入れる方法です。このようなケースの場合、人数が減ったから自動的にキャンセルになることはまずありませんので、そのまま宿泊する事が可能になります。この方法は、うっかり減員の連絡を忘れてしまい、当日キャンセル料を請求される場合もありますので注意が必要です。(※この方法は、旅館関係者の筆者としてはおすすめしませんが、さまざまなご事情で、本当になかなか予約が出来ないお客様も多くいらっしゃる為、方法論の1つとして掲載させていただきました。)

アクション3:「空室」が出るタイミングを見逃すな

委託客室が売れ残った場合や、販売状況により予約制限が解除されるタイミングには、必ず空室が出ますので、そのタイミングは予約が出来る可能性が高まる大チャンスです。具体的には、下記の日付をピンポイントで狙ってください。

  1. 宿泊日の14日前
  2. 宿泊日の4日前

宿泊日の14日前は「手仕舞い日」と呼ばれる日付になります。旅行社に販売委託していた客室のブロックが解除され、ホテル旅館が自由に販売しても良くなる日が「手仕舞い日」です。それぞれの協定によっても異なりますが、多くの場合は宿泊日の14日前となっている為、空室が発生しやすい日となります。

また、宿泊日の4日前はキャンセル料が発生しない最後の日にあたります。多くのホテル旅館は、宿泊日の3日前のキャンセルから、キャンセル料が発生するような規定を設けている為、複数の施設を仮予約しておいてギリギリにどちらかをキャンセルする方が、この日に一斉にキャンセルを行う為、空室が出てきます。また「手仕舞い日」を4日前としているケースが、14日前の次に多い為、尚更空室が出やすい日となっています。

【仮予約はNG】絶対にやってはいけないホテル旅館の予約方法を徹底解説

まとめ

  • インターネットで満室となっていても、実際には満室になっていない場合がある
  • 委託販売客室は、旅行社へ行く事で予約が可能
  • 宿泊日の14日前と4日前は、空室が出る確率が急上昇

以上、満室のお宿を予約する為のテクニックをお伝えしましたが、ホテルや旅館では、日常的に多くのキャンセルが発生していますので、時間が許すのであれば、毎日小まめにホームページや宿泊予約サイトをチェックする事が一番良い方法である事は間違いありません。

【応用編】食事は?温泉は?客室は?賢いお宿(旅館・ホテル)の選び方。必ずチェックするべき5つのポイント

旅行の満足度は、宿泊するホテルや旅館に大きく左右されます。そこで先回は、賢いお宿の選び方【基本編】として、良いお宿を見つける為の基本を3つのステップに分けてお伝えしました。(基本編を読まれていない方は、先にそちらをご覧いただく事をおすすめします。)

【基本編】食事は?温泉は?客室は?賢いお宿(旅館・ホテル)の選び方。失敗しない為の3つのステップ。

そして今回は【応用編】として、実際に宿を選んでいく中で必ずチェックしなければいけない5つのポイントを解説させていただきます。

受け入れている客層

「かしこいお宿選び」においては、実はここが一番重要なポイントです。基本編でもお伝えしましたが、満足度の高い宿泊の為の大前提は、旅の目的に合ったお宿を選ぶことです。「目的に合ったホテル旅館を選ぶ事=賢い宿選び」と言っても過言ではないほど大切なポイントです。

記念日を恋人とゆっくり過ごしたいのに、カラオケを大音量にして大宴会をしている団体や、高校生の部活の合宿を受け入れていた。小さなお子様と一緒の家族旅行なのに、ラウンジで酔っ払いがコンパニオンと騒いでいた。このような最悪の状況は、実は良くあることなのです。これは、そのお宿がどのような利用形態のお客様を受け入れているのかを事前に確認出来ていないと発生してしまう悲劇なのです。

この自分の旅の目的とお宿のミスマッチは、満足度に致命傷を与えますので、ここを事前にチェックしないで予約をしてしまう事は「賢い宿選び」とは言えません。もし宿泊予約サイトや雑誌などの情報で判断がつかない場合は、お宿に直接電話やメールで問い合せしてでも確認するべき内容なのです。

ホテル・旅館の規模

お宿の事業規模は、先の「客層」と深い関係性がありますので、必ず確認しなければならないポイントです。具体的には客室数をチェックしてください。掲載方法は違えど、どの宿泊予約サイトにも「施設の基本情報」として、客室数が記載されています。

楽天トラベルの施設基本情報掲載欄
じゃらんnetの施設基本情報掲載欄

確認した客室数で、そのお宿が「団体客型」か「個人客型」なのかが分かります。一概には言えませんが、目安としては下記のようになります。

  • 50室以上:団体客主体の大型旅館
  • 20~50室:中規模旅館
  • 20室以下:個人客中心の小規模旅館

これがすべてではありませんし、好みにもよりますが、のんびりと過ごしたいのであれば中規模以下がおすすめです。後述しますが、大規模でも朝食夕食共にバイキングの形態をとられている場合は、カップルやご家族利用などの個人客中心のお宿である場合があります。

細かな見極めは経験に頼る部分もありますが、客室数と掲載写真を合わせて確認する事で、そのお宿の全体像と客層の傾向をつかむことが簡単に出来るのです。

宿泊費

宿泊料金も宿選びをする上では、欠かせないポイントです。ここで重要なのは、料金が高ければ良い宿で、安ければ悪い宿、と言う事では無いと言うことです。宿泊料金はお宿のサービスレベルを測る数字として重要ですが、大切なのは額面の大小ではなくコスパです。

ただここでもやはり、旅の目的と合わせて宿泊料金を考えることが大切なってきます。筆者が考える目的に合わせてコスパを最大化出来る料金(1名あたり1泊2食付)の目安を記しますので、参考にしてください。

  • ここ一番旅行:2.5万円~
  • のんびり旅行:1.5万円~
  • プチ旅行:1万円

金額の大小ではないとお伝えしましたが、大手資本(伊藤園グループ・大江戸温泉物語グループなど)は別ですが、どんな目的であったとしても食事付きの宿泊であれば、1万円未満の料金は控えた方が間違いありません。経営上、1万円未満ではパフォーマンスに限界があり、最低限のサービスレベルを維持する事が難しいラインになってきますので、コスパと言う意味でもおすすめ出来ません。

食事内容と食事場所

旅の最大の楽しみの1つは、なんと言ってもお食事かと思います。実際に旅行社や観光庁などのアンケートでも、旅行の楽しみとして一番に食事を上げられる方が多いです。ただ、期待値が高いが故に、食事によって残念な旅行になってしまったと言う方が多いのも事実です。ですから、ここも「かしこい宿選び」には、絶対欠かせないポイントの1つです。

食事内容のチェック

ご当地の食材を使っているのか?洋食なのか?和食なのか?食事内容のチェックは怠ってはいけません。多くのホテル旅館では「プラン」と言う形で予約を受け付けていますが、食事内容の違いをプランとしているケースが多いですので、プラン詳細をチェックするが一番良い方法です。また、口コミの食事評価を参考にするのも良いでしょう。しっかり調べて、ご自身の好みに合った食事内容で予約しましょう。もし、好みの内容が無ければ、お宿を変えると事も検討してください。それほど、重要な部分です。(口コミの見方も大切ですので、下記の記事も参考にしてください。)

参考記事: 【失敗しない宿選び】★の数だけで選ぶと失敗する!?口コミ・レビューの正しい読み方

食事場所も大切なポイント

お食事会場は下記の3つに大別されます。

  • お部屋食
  • レストラン
  • ホール(バイキング会場)

こちらも目的や好みに合った会場での食事なのかどうか、事前の確認がマストな部分になります。特に夕食会場は、ミスマッチが起こりやすい所ですので注意が必要です。プラン内容や施設案内に記載が無ければ、直接お宿に問合せをして確実に確認しておきましょう。

設備(客室・温泉)

こちらはもはや何もお伝えしなくても、皆さん確実にチェックされている部分かと思いますが、当然重要なポイントです。設備については、掲載写真を見れば一目瞭然なのですが「かしこい宿選び」の為に、写真にプラスして絶対にチェックしておかなければならないポイントを2つご紹介します。

どんなに写真が綺麗に撮られていたとしても、設備は日々劣化してきていますので、現状が写真と同じ状況である保証はどこにもありません。ですので、下記の2つを必ずチェックしてください。

直近のリニューアル情報

リニューアルはお宿にとって最大のアピール要素ですので、最近リニューアルを行なっているお宿であれば、予約サイトの分かり易い部分に必ずリニューアル情報を記載してありますので、すぐに見つける事が出来ます。逆にリニューアル情報の記載が無ければ最近リニューアルが行なわれていない施設だと分かります。

口コミの「清潔感」評価

ただ、最近リニューアルをして新しくしていなかったとしても問題ありません。もっと大切なのは「清潔感」だからです。いくら温泉や客室などの設備を新しくしても毎日の清掃がしっかり行なわれていなければ、快適性は半減します。逆に例え設備が古くても、清掃が行き届いて清潔感がある方が快適性は高いものです。また、清掃状態でそのお宿のお客様をお迎えする姿勢を垣間見ることが出来ますので、ここもしっかりチェックしておきましょう。

まとめ

2回にわたって「かしこいお宿の選び方」についてお伝えしてきてお分かりになられたと思いますが、一番大切なのは、お宿を選ぶ前の「旅の目的」を決めることです。そこにご自身の好みをプラスして、ミスマッチのないお宿を選ぶ、これが一番の「かしこい宿の選び方」なのです。

そこが決まれば、あとは宿泊サイトなどでミスマッチを無くす為の正しい情報を得れば良いだけです。皆さんも是非この方法で、お宿を選んで楽しい旅行をお楽しみください。

【基本編】食事は?温泉は?客室は?賢いお宿(旅館・ホテル)の選び方。失敗しない為の3つのステップ。

温泉旅行の目的は人それぞれですが、共通して言えるのは、時間に追われながら過ごす忙しい日常から離れ、非日常の中でゆっくりと時間を楽しむ事ではないでしょうか。ですので、その旅行の満足度に大きく関わる「どこに泊まるのか?」は、旅行者の皆さんにとって永遠の大問題です。ただ、旅慣れていない方にとっては、どこを基準に選んだら良いのか分からない方も多いかと思います。そこで今回は、かしこい宿の選び方の基本をお教えします。

自分の好みと旅の目的を明確にし、それとマッチした宿選びをする

満足度が高い宿泊をする為には、ミスマッチを無くす事。これが大前提です。当たり前の事かも知れませんが「旅の目的」に合わせた宿を選ばなければ、良い宿泊体験になる確率はグッと下がってしまいます。

旅行の目的は多種多様です。イベントやライブ等が目的であれば、宿泊は「そこから出来るだけ近い方が良い。」「予算はかけたくない。」と考えられる方も多いかと思います。また、恋人との初めての旅行であれば、少し予算をオーバーしてもラグジュアリーなホテルに泊まりたいと考えるかも知れません。その他にも、良質な温泉でまったり寛ぎたい、ご当地のグルメを食べたい等、目的は人の数、旅の数だけ存在します。

ですから、まずは「旅の目的」を整理する事が大切です。そして、それが決まってから宿探しに入るのが良いでしょう。いきなり旅行雑誌や宿泊予約サイトを見て宿選びを始めてしまうと、目的とズレた宿を選んでしまう可能性が高まりますので、そこはグッと堪えて、まずは目的をしっかり整理する事が重要です。

「旅の目的」に優先順位をつける

旅の目的を考えていると「どうせなら、あれもしたい、これもしたい」となってしまい、なかなか整理がつかない事がよくあります。これは仕方が無い事で、皆がそうなります。旅はたまに行くから旅なのです。せっかくのお休み、せっかくの旅、色々詰め込みたくなるのは当然の事です。

ただ、最終的にあれもこれもとなってしまうのは良くありません。これでは、目的を立てていない事と同じになってしまいます。では、どうしたら良いでしょう。その場合、目的に優先順位を付けましょう。そして、頭に浮かんだ「やりたい事」の中から上位3つを、今回の「旅の目的」とします。

やりたい事を我慢するような形になってしまいますが、目的が明確になりますので、目的に対する明確な答え(サービス)を提供してくれる宿を選ぶ事が出来るようになります。そうです、ミスマッチが無くなるのです。かしこく宿を選ぶ為には、目的は多くても3つまでとしましょう。

「多くの情報源」に頼らず、「信頼性の高い情報源」に絞って宿選びをする

こちらは見出しの通りで、情報の量より質を重視して、ホテル旅館を選ぶのが良いと言う事です。現在、日本国内には宿の予約が出来るサイトが数十社あり、そのすべてから情報を得ていては、情報量が多すぎて、自分の決めた目的にあった宿選びが出来なくなってしまいます。ですから、宿選びを始める時には、質の高い情報が掲載されている信頼性の高いサイトに絞って情報収集をしましょう。

詳細は下記のページに譲りますが、一旅行大好き人間として、また温泉旅館支配人として、ホテル旅館の外も中も知り尽くした筆者がダントツでおすすめしてるのが「楽天トラベル」と「じゃらんnet」と言う宿泊予約サイトです。

参考記事:【失敗しない宿選び】国内予約は「楽天トラベル」と「じゃらんnet」だけチェックすればOK。

両サイト共に、掲載施設数、口コミなどのお客様目線の情報の充実、ポイントやクーポンなどの充実、どれをとっても他サイトより5歩も6歩も先を行っており、宿選びには最適なサイトです。

まとめ

  1. 旅の目的を決める
  2. 目的に優先順位を付ける
  3. 情報は量より質にこだわる(楽天トラベルじゃらんnetがおすすめ)

宿選びは、旅行の満足度を大きく左右する重要なポイントですので、ご紹介した3つのステップに沿って、ご自身の「旅の目的」に合った良い宿を探してみてください。

次回は、「応用編」として、もう少し踏み込んだ宿選びの方法をお伝えします。

開催中【楽天トラベル得旅キャンペーン】ポイント最大15倍保証!2021年12月

ポイント最大15倍保証の楽天トラベル 得旅キャンペーンの2021年12月版が開催中です。

得旅キャンペーンは、1クリックのエントリーだけで獲得ポイントがもれなく10倍~15倍になる素敵なキャンペーンで、現在エントリー&予約を絶賛受付中です。

楽天トラベル得旅キャンペーン

このポイントアップキャンペーンは、温泉旅館の支配人を努める筆者が、今まで見てきたどの宿泊予約サイトの、どのキャンペーンよりもお得にポイントを貯められるキャンペーンだと断言出来る国内最高のポイントキャンペーンです。※参考記事参照

参考記事:楽天トラベル【得旅キャンペーン】はエントリー必須。その魅力を徹底解説

「楽天トラベル得旅キャンペーン12月」開催日程

エントリー・予約期間

  2021年12月2日(木)10:00~2021年12月23日(木)9:59

ポイントUP対象宿泊日

  • 【直前】ポイント10倍:2021年12月2日(木)チェックイン~2021年12月24日(金)チェックアウト
  • 【早期】ポイント10倍:2021年12月24日(金)チェックイン~2022年1月27日(木)チェックアウト
  • 【超先】ポイント15倍:2022年1月27日(木)チェックイン~2022年2月26日(土)チェックアウト

楽天トラベル 得旅キャンペーンとは

この得旅キャンペーンは、エントリーしてから宿泊予約をするだけで、宿泊後に付与される楽天ポイントが、宿泊日に応じて通常の+9%~14%となります。つまり、通常獲得分の1%と合わせて、もれなくポイント10倍~15倍となります。

また驚くべき事に獲得されたポイントの有効期限は1年間。他社サイトのキャンペーンなどでは、極端にポイントの有効期限が短く、騙された感があるキャンペーンも多いですが、その点においても得旅キャンペーンは郡を抜いています。

>得旅キャンペーンのエントリーはこちら

得旅キャンペーンで楽天ポイントを大量獲得する方法

ポイント獲得までの流れ

得旅キャンペーンでのポイント獲得方法は、極めてシンプルです。

  1. キャンペーンページから宿泊対象期間を選んでエントリーし、
  2. 対象宿泊施設を予約し、
  3. 宿泊する 。

以上です。たったこれだけです。この分かり易さも、このキャンペーンの魅力の1つです。エントリーページでは「直前」「早期」「超先」と、宿泊対象日毎にエントリーしなければなりませんが、エントリーはワンクリックですし、クリック後、他のページへ飛ぶ事もありませんので、とりあえず全部エントリーしておくのがおすすめです。

>得旅キャンペーンのエントリーはこちら

ポイント付与のタイミング

通常、楽天トラベルでの利用で獲得出来る楽天スーパーポイントの付与のタイミングは「チェックアウト日の翌日から10日以内 」となっています。しかし、得旅キャンペーンで取得出来るポイントは付与のタイミングが異なり、ポイントの付与は「キャンペーンの旅行対象期間最終日の翌々月15日頃」となります。例えば、11月の宿泊が対象の場合であれば1月15日頃、2月の宿泊が対象であれば4月15日頃、となります。

通常のポイントと比較すると付与のタイミングはかなり遅いですが、10倍~15倍の大量ポイントですので付与されるまで楽しみが続くと思えば苦にはならないのではないでしょうか。筆者の個人的感想ですが、忘れた頃にポイントが付与されますのでボーナス的な感覚で逆に嬉しさ倍増でありがたい付与タイミングだと感じています。

じゃらんnetの【ポイントアップキャンペーン】は要注意。大量ポイントUPに隠された2つの罠

大手宿泊予約サイトの「じゃらんnet」が毎月初めに開催する「ポイントアップキャンペーン」。最大+13%と大量ポイント獲得のチャンスですが、しっかりと内容確認をせず、残念な思いをされている方が増えています。その理由と対策をお伝えします。

じゃらんnetポイントアップキャンペーンとは?

このキャンペーンは、じゃらんnetが毎月月初に開催しているポイントアップ企画です。

キャンペーン開催中に対象のホテルや旅館を予約し、実際に宿泊すると、通常より多くのポイントをGET出来ます。さらに、宿泊日が「先」であればあるほど(予約が早ければ早いほど)多くのポイント獲得する事が可能です。また、エントリーなども不要ですので、基本的には対象施設を選ぶだけで、大量ポイントの獲得が出来るお得なキャンペーンです。

具体的には、下記の図のようなイメージです。

例)2019年9月開催のポイントアップキャンペーン

上記は、2019年9月のキャンペーン画面ですが、基本的に毎月同じ流れとなっており、上記の日付をそのまま当月に当てはめたスケジュールとなっています。

  • キャンペーン(予約)期間:毎月1日~14日頃
  • ポイント10%(通常+8%)対象宿泊:当月16日頃~月末
  • ポイント12%(通常+10%)対象宿泊:翌月16日頃~月末
  • ポイント15%(通常+13%)対象宿泊:翌々月15日頃~月末

こちらを見るとお分かりになりますが、毎月後半の宿泊をするとポイントがUPするキャンペーンとなっています。※余談ですが、じゃらんnetは、月の後半の宿泊予約が弱いと言う事だと考えられます。

大量ポイント獲得の裏にある罠

一見、「こんなに簡単にポイントが10%以上になるのか!」と驚くほどお得なキャンペーンなのですが、実は後で残念な思いをされている方がとても多いのです。その理由は「キャンペーン概要」に記されています。

じゃらんnetポイントアップキャンペーン概要

ここには、キャンペーンで獲得出来るポイントの詳細が書かれています。

  • 基本加算ポイントは「Pontaポイント1%」と「じゃらん限定ポイント1%」
  • キャンペーン加算ポイントは「じゃらん限定ポイント○%」※○は宿泊日に応じて8~13%

基本加算ポイントとは、キャンペーンなどに参加しなくても「じゃらんnet」での宿泊で得ることの出来るポイントです。1ポイントは、さまざまな店舗で使用でき汎用性の高い、あの「Pontaポイント」。そして、もう1ポイントは「じゃらんnet」のみで使用可能な「じゃらん限定ポイント」です。

そして、重要な部分はキャンペーンで獲得出来る大量ポイントは「じゃらん限定ポイント」だという事です。汎用性の高い「Pontaポイント」ではないのです。

驚愕のポイント有効期限

そして、ここが一番皆さんが見落とされている部分で、最大の罠です。

じゃらんnetポイントアップキャンペーン
ポイント加算日と有効期限

赤線の部分をご確認ください。

キャンペーンで付与される大量ポイント「じゃらん限定ポイント」は、宿泊月の翌月の中旬に加算されますが、有効期限がその月の月末までなのです。

もう一度整理します。

  • じゃらん限定ポイントは「じゃらんnet=宿泊」でしか利用出来ないポイント
  • 加算されてから有効期限まで、たったの半月

もうお分かりかと思いますが、じゃらんnetのポイントアップキャンペーンで大量獲得出来るポイントは、多くの皆さんにとっては使用困難なポイントなのです。毎日のように出張をされていて、月にホテルに何泊もされる方や、かなりの旅行好きで毎月温泉旅行に行かれている方を除いては、利用する事が極めて困難なポイントだと言えます。

ですので、「せっかく獲得したのに、あっと言う間にポイントがなくなってしまった。。」そんな方が続出しているのです。

短い有効期限にしている理由とは?

このポイント付与と利用期限の短さには、どんな理由があるのでしょうか?ユーザーからクレームが来る可能性さえ含んだこのキャンペーンを、続けるには、それ相応の理由があるはずです。そこを少しだけ読み解いてみましょう。

同時期に開催される、楽天トラベル「得旅キャンペーン」

じゃらんnetの永遠の?ライバル「楽天トラベル」が毎月月初に「得旅キャンペーン」と言うポイントアップキャンペーンを開催しています。じゃらんnetのキャンペーンは、ここにお客様を捕られないように、競合対策で行なわれている可能性が高いです。

得旅キャンペーンの詳細は、上記ページでご確認いただければと思いますが、得旅キャンペーンは、ポイントUP量、有効期限、汎用性、どれをとっても文句が無く、温泉旅館の支配人を努める私が今まで見た宿泊予約サイトの企画の中で最強のキャンペーンだと言えます。

じゃらんnetのポイントアップキャンペーンは、この得旅キャンペーンへの対応策として行なっているキャンペーンだと考えられます。つまり、見せ掛け上ポイントは付与するけれども、実際はほとんど使えないようにしていると言うのがこのキャンペーンの裏側にある本音だと考えます。

まとめ

  • 「じゃらんnet」のポイントアップキャンペーンで獲得出来るポイントは、「じゃらん限定ポイント」で、有効期限は半月しかない。
  • 「ポイントアップ」の文字だけではなく、詳細までしっかり確認する必要がある。

ポイントアップ系の企画やキャンペーンは、本当に沢山ありますが、自身にとって本当に有益なモノなのかどうかは、しっかり見極める必要があります。この見極めが甘いと、得をしたつもりで結局何も得られなかったと言うことになりかねません。さまざまな販売戦術が溢れているからこそ、見極める目を磨いて行く事が必要になって来ているのです。

もちろん、しっかり確認し、考え、予約する事で、じゃらんnetのポイントアップキャンペーンも有益に使う事も可能なはずです。

参考記事:【じゃらんnet】ポイントUPキャンペーンの良し悪しを見極めて本当にお得な予約をする方法

参考記事:驚異の40%還元!【楽天トラベル 楽天スーパーDEAL】宿泊費と還元ポイントを大調査

参考記事:楽天トラベル【得旅キャンペーン】はエントリー必須。その魅力を徹底解説

参考記事:ポイントサイト【モッピー】で宿泊予約を劇的にお得にする方法

【宿クーポンがお得】簡単に「お得予約が出来るチャンス」の見過ごしが多発しています。

宿泊予約サイトの予約時に使用出来るクーポンが増えています。その中でも自ら獲得する事で、より大きな割引が可能なクーポンがある事を見逃してしまっているケースが非常に多くあります。旅館として、実際に入ってくる予約を毎日見ていると「この日の宿泊なら、宿クーポンを使えばもっと割引出来るのに。」と思う予約が、とても多いという事です。今回は、その大切なクーポンを見逃してしまわない方法と、多くの皆さんがはまってしまっている「罠」についてご紹介します。

本ブログでは、「楽天トラベル」と「じゃらんnet」での予約を推奨していますので、その2サイトに絞ってお伝えします。※推奨理由はこちら

【失敗しない宿選び】国内予約は「楽天トラベル」と「じゃらんnet」だけチェックすればOK。

クーポンの種類を理解する

まずはクーポンの種類についての理解を深めましょう。どの宿泊予約サイトのクーポンもほぼ共通で、ユーザーには分からない内部的な分類が2つ存在しますので簡単にご紹介します。

  1. ホテル旅館が、クーポンの原資(割引額)を負担
  2. 宿泊予約サイトがクーポンの原資(割引額)を負担

ユーザーの皆さんにとって大切なのは「割引額」になりますので、こちらは、あまり興味のない分類になります。しかし、次の分類はとても重要です。

  1. 何らかの方法で、事前にユーザーに付与される(受動的)
  2. 予約時に、ユーザーが自ら獲得する(能動的)

実は、この取得方法による違いから、損する人と得する人に分かれてしまうのです。もらった(渡された)クーポンなのか、自ら獲りに行ったクーポンなのか、ここに大きな分かれ目が存在しています。

それぞれのクーポンが振り出される意味と性質

まず上記の1.番の「何らかの方法で、事前にユーザーに付与されるクーポン」について簡単にご説明します。

こちらのケースは、宿泊予約サイトや宿泊施設が、会員情報や顧客データ等を元に、事前にメルマガ・SNS等を使用し、見込客へ事前に送られるクーポンです。こちらの戦略的意図は「事前に持っているクーポンがあれば、予約する際にその割引が受けられるサイトまたはホテル旅館を優先的に予約するだろう。」というものです。簡単に言えば、他者にとられないように「唾を付けておく」為のクーポンなのです。

この戦略は、前もっての声がけ行為ですので、声をかける見込み客の数が重要になり、より多くの方にクーポンを事前配布することで予約数の増加が見込まれるのです。ただ、クーポンを使われた場合の割引用の予算には当然限りがあります。つまり、割引額が少額のケースが圧倒的に多いのです。

次は、2.番の「予約時に、ユーザーが自ら獲得するクーポン」をご説明します。

こちらは基本的には、予約サイト内のホテル旅館の施設ページで取得するようになっており「宿クーポン」と呼ばれています。そして、この宿クーポンは、先程の事前付与されるクーポンと比較すると割引額がかなり大きいケースが多いのです。

ユーザーが各宿泊施設の施設ページまで来ているという事は、あともう一歩で予約してもらえるというラインまで来ているという事なのです。ホテル旅館からしてみれば、折角あと一歩の所まで来たお客様を逃したくありませんので、たとえ割引額が大きくなったとしても、その段階で予約を決めさせたいと考えます。つまり、最後の一押しをする性質を持った宿クーポンは、思い切った割引額になっているケースが多いのです。

なぜ、お得な「宿クーポン」を見逃してしまうのか?

後述しますが、宿クーポンは非常に分かりやすく、シンプルに獲得出来ます。では何故、ユーザーは安いクーポンを使用して予約してしまうのでしょうか。それは、事前配布されるタイプのクーポンに罠がしかけられているからなのです。

メルマガやSNS等で配布されたクーポンを取得すると「このクーポンが使えるプランはこちら」のようなリンクが付いている事が多いです。これが1つ目の罠です。そして、クーポンを取得したり、そのリンクをクリックすると、その後さまざまな形をした広告が皆さんのスマホやPCの画面に表示されるようになります。これが2つ目の罠です。

これは、事前配布したクーポンを使ってもらうべく行なわれる戦術なのですが、この戦術自体が悪い訳ではありません。その広告等からのリンク先が、ホテル旅館のプランページになっていることがポイントなのです。つまり、宿クーポンを取得するページよりも予約に近いページにリンクされる為、宿クーポンの存在に気づかないのです。これは決して宿クーポンを使わせないような作為的な事ではなく、より予約に近いページにリンクさせた方が予約に繋がり易いからなのですが、それが理由で多くのユーザーが割引額の高い「宿クーポン」を見逃してしまっているのです。

宿クーポンの取得方法

では、具体的に「宿クーポン」の取得方法を見てみましょう。

「じゃらんnet」施設ページPC画面

上記は「じゃらんnet」の施設ページです。宿クーポンを設定してある施設では、最上部の極めて分かり易い位置に、取得用バナーがあります。

「楽天トラベル」施設ページPC画面

「楽天トラベル」の場合は、施設ページの上部に「クーポン一覧」のタブがありあます。こちらもファーストビューに取得用リンクがあり、極めて取得しやすいレイアウトです。

左:「じゃらんnet」スマホ画面
右:「楽天トラベル」スマホ画面

「じゃらんnet」は、スマホ画面でもPC同様に極めて分かり易い所にクーポン取得用バナーがあります。しかし「楽天トラベル」はスマホで見た時には注意が必要です。それは「楽天トラベル」では、PC画面でしか宿クーポンが取得出来ないのです。上記画像(右)のホテルのように取得バナーを別途設けている場合もありますが、かなり少数派です。多くの施設は宿クーポンを設定していても、ここまでの対応はしていません。※このようなバナーを設けている場合でも、リンク先はPC画面(スマホのブラウザで表示可能)となっており、最終的にはPC画面での取得となります。

まとめ

  • 事前に配布されるクーポンよりも、割引額の大きい「宿クーポン」という物がある。
  • 「宿クーポン」の取得は簡単だが、流れで予約まで進めてしまうと見逃してしまいやすい。
  • 予約する施設がある程度決まったら、施設ページに戻って「宿クーポン」の有無を確認し、あった場合は忘れずに取得。

しっかり確認をしているようでも、見逃してしまいがちの高額割引クーポン「宿クーポン」。少しのチェックで、ぐっとお得に宿泊予約が出来る可能性がありますので、必ずチェックする事をおすすめします。

国内旅行は「楽天トラベル」と「じゃらんnet」だけチェックすればOK!その理由を徹底解説

現在日本国内には、ホテルや旅館の予約が出来る「宿泊予約サイト」が数十サイトあり、ネット上にはさまざまな宿泊施設の情報が溢れています。現役温泉旅館支配人の私のところにも「ホテル旅館の予約は、結局どこから予約するのがお得なの?」と言う問合せが絶えません。

そこで今回は、私がダントツでおすすめする2つの宿泊予約サイトを、その理由と共にお伝えします。

他の追随を許さない、厳選2サイトとは。

宿泊先を選ぶ時に、沢山の宿泊予約サイトの中から、どこかのサイトを選んで、、、その中からホテルや旅館を選んで、、、プランを選んで、、、正直そんな面倒臭いことはしていられません。そこで登場したのが、旅行比較サイトと呼ばれるサービスですが、こちらも正直おすすめは出来ません。

参考記事:【旅行比較サイト】はストレスの元。比較サイトの正しい付き合い方。

ですので、ずばり教えします。

国内旅行の宿泊先は、下記の2サイトから探せばOKです。

楽天トラベル
じゃらんnet

いずれのサイトも超有名過ぎて、拍子抜けされた方もいらっしゃるかと思いますが、本当にこの2つのサイトだけチェックすれば、早くて、簡単に、多くの選択肢の中から、自分好みの宿を、よりお得に、予約出来るのです。

>【楽天トラベル】からのご予約はこちら

 

>【じゃらんnet】からのご予約はこちら

「中の人」だから分かる【楽天トラベル】【じゃらんnet】の凄さと魅力。

ホテル業界の中の人間(しかも一部の)しか分からない、この2サイトが他サイトより圧倒体に優れているポイントを簡単に4つ紹介します。これを読んだ方には、もう他の宿泊予約サイトで宿探しをしている時間は無いはずです。

圧倒的な登録施設数と取扱高

まずは、登録施設の数です。楽天トラベルで予約可能な施設は約30,000軒、じゃらんnetは約27,000軒。当然、取扱高も多く、3位以下の予約サイト名はあえて割愛させていただきますが、取り扱い高は、3位の宿泊予約サイトの約2倍以上で共に9,000億を超えています。この2サイトは、ユーザーからそれだけ圧倒的な支持を得ているサイトなのです。

ポイントは、それだけの情報を複数のサイトを跨がず同一サイト内で、同じレイアウトで確認出来、宿の検討が非常にスマートに出来るというです。

洗練されたUI(ユーザーインターフェイス)

より多くのユーザーが使用する両サイトは、それに比例したビッグデータを持っています。両サイトは、その情報に基づきABテスト等を繰り返しサイトの改善を高頻度で行ない、ユーザーの使い易さを日々向上させています。気づくとレイアウトが変わっていて、以前より使い易いサイトなったと感じた事がある方も少なくないはずです。

楽天トラベルとじゃらんnetは、進化のスピードや使い易さが他のサイトとは圧倒的に違い、ユーザーファーストのスマートなサイトなのです。あまり他のサイトと比較するのもどうかと思いますが、個人的には「る〇ぶトラベル」「〇休.com」などは、予約に至るまでにとてもストレスがUIだと感じており、使い易さにおいて、楽天トラベル、じゃらんnetとは比べ物になりません。

登録宿泊施設のモチベーションの高さ=好条件のプラン

ブッキングサイトとしての市場規模が圧倒的大きい両サイトですので、宿泊施設側の力の入れ方が違います。同じ特典や割引を付与するにしても、当然市場規模が大きいサイトのプランで行なった方が、費用対効果が高くなり売り上げ向上が見込めます。

必然的に他のサイトに比べ、楽天トラベルとじゃらんnetのプラン料金や特典にに力を入れる施設が多くなり、より好条件で予約出来る可能性が高くなっています。

同業他社サイトさえ情報源にしているサイト

旅館の支配人をしていると、さまざまな宿泊予約サイトの営業の方が掲載依頼にお越しになられます。今まで何十社の予約サイトの担当者とお会いしたかも覚えていない程ですが、お越しになられた営業の方々は、口を揃えて同じことを話されます。それは、

  1. 「楽天トラベル」「じゃらんnet」に次ぐ予約サイトを目指しています。
  2. 「楽天トラベル」「じゃらんnet」と同等の特典やキャンペーンを御社の負担を少なく行えます。
  3. 「楽天トラベル」「じゃらんnet」より手数料が安いです。
  4. 「楽天トラベル」「じゃらんnet」以上の成長率で伸びているサイトです。

などなど、商談で「楽天トラベル」と「じゃらんnet」と言う言葉を聞かない事がありません。もっと言えば、他社はその2サイトの名前を出さなければ、自らの宿泊予約サイトを説明する事すら出来ないほどの存在なのです。

ちなみに、上記の4.ですが、他サイトは元になる昨年の扱い高が極めて少ないので成長「率」が大きくなります。逆に言えば、そこしか「楽天トラベル」と「じゃらんnet」を数値的に上回る事が出来ないほど、圧倒的な差があるのです。

ポイントサイト経由でさらにポイントアップ可能

楽天トラベル・じゃらんnetのサイトコンテンツが他サイトと比較し非常に優れていることがお分かりになられたかと思いますが、上記2サイトにはさらにお得に宿泊予約が出来るメリットがあります。

それは安心して利用出来るポイントサイト「moppy(モッピー)」経由で予約すれば、さらにポイント獲得が可能になることです。タイミングや時期などによっても異なりますがポイント還元率は3.5~4%程あり、貯めたポイントは「1P=1円」で現金化や各種電子マネーにチャージすることも可能です。楽天トラベル・じゃらんnetで宿泊予約をされるならモッピー経由で予約されることをおすすめします。

まとめ

  • 「楽天トラベル」と「じゃらんnet」は、掲載宿泊施設数・取り扱い高・情報量(特典・ベネフィット含)が多く、他サイトと比べてサイト信用力が極めて高い。
  • UI(ユーザーインターフェイス)も優れており、予約し易さも圧倒的。

数多くのサイトを横断して宿を選ぶ事や、それを簡略化した比較サイトを使うよりも、4歩も5歩も先を行く 「楽天トラベル」と「じゃらんnet」 の2つから、自身にあったサイトを選び、そこに絞って宿選びをした方が、時間短縮になり、また余所見をしない分精度も高くなる為、結果的に自分好みの満足度の高いホテル旅館に出会うことが出来るのです。

また今なら、両サイト共にGoToトラベルキャンペーンを使ってすべての予約が最大35%割引となり、15%分のお買い物券(地域共通クーポン)が付いてきますので、2021年1月までの宿泊予約は今のうちにしておく事をおすすめします。

>【楽天トラベル】からのご予約はこちら

 

>【じゃらんnet】からのご予約はこちら

【旅行比較サイト】はストレスの元。比較サイトの正しい付き合い方。

トリバゴトラベルコのような「旅行比較サイト」「旅行メタサーチ」の利用者が増加しています。さまざまな旅行サイトに掲載されてる宿泊料金などを一括で比較出来る為、旅行計画に非常に便利なサービスなのですが、実は、最近「分かり難い・逆に不便」という方達が増えて来ています。

今回は、皆さんが比較サイトを「分かり難い・不便」と感じてしまう理由と、比較サイトとの正しい付き合い方を考えてみました。

進化し続ける比較サイト

各種比較サイトは、サービス内容やカバー範囲こそ異なりますが、ホテルや旅館などの宿泊予約サイトや、旅行会社のツアー、航空チケットなど、さまざまな旅行商品の一括比較が可能な素晴らしいサービスです。

サービス内容も進化を繰り返し、インターネット上に存在する旅行商品すべての情報を、日付や目的に合わせて絞り込み、いつでも手にする事が可能になっています。

分かり難さや不便さは、圧倒的な情報量と未パーソナライズ化にあり

ではなぜ、こんなに便利なサービスなのに、多く方達が分かり難さや不便さを感じているのでしょうか。

1つ目の原因は、圧倒的な情報量にあります。個人差はありますが、人は一定の情報しか処理する事が出来ませんので、「沢山の中から選べる、比較出来る」という価値は、情報量が増えて行くどこかの時点でストレスに変わります。この圧倒的な情報量は、比較出来る価値から比較しなければならない苦痛に変わってしまって来ているのです。進化が進んだ現在の比較サイトの情報量を、過剰だと感じる人達は確実に増えています。

2つ目は、未パーソナライズ化にあります。比較サイトは、情報量は極めて多いですが「あなた」や「私」との関係性が無いのです。例えば、あなたが楽天トラベルで使える限定クーポンを持っている事も、じゃらんnetで使えるPontaポイントを日常的に貯めている事も、比較サイトは知らないのです。(各社の囲い込み戦略の激化により、自分自身がどんなクーポンやポイントなどの付加価値や行使権利を所有しているのかさえ、分かっていない方も少なくないほどです。)

その圧倒的な情報量に自らの所有する数々の特典や特権をプラスして、何が一番お得なのか有益なのかを判断するのは、かなり至難の業であり、それを考えなければならない事が苦痛なのです。

大げさな言い方をすれば、自分自身の情報処理能力を超えた情報は、苦痛であり「害」なのです。正に「知らぬが仏」なのかも知れません。

まとめ

  • 旅行比較サイトの情報は、多くの方にとって過剰になりつつある。
  • 比較サイトの現時点では、個人が所有する各種特典などを考慮した比較は出来ていない。(2019年現在)

この情報量の増加傾向は今後さらに強くなっていく事が想定されますし、パーソナライズ化のハードルはかなり高いです。旅行比較サイトはどのように進化(退化?)していくのでしょうか。

筆者は、多くの情報に浸かり処理に溺れ苦しむより、自身で管理と処理が出来る範囲の中で楽しく旅行計画を立てる方が、より豊かな旅行体験を可能にすると考え、その方法をオススメしています。

【仮予約はNG】絶対にやってはいけないホテル旅館の予約方法を徹底解説

ホテルや旅館などの宿泊施設を予約する方法は、電話やインターネットなどさまざまですが、どんな方法で予約をする時でも共通で、これをすると損をしてしまう為、絶対にやってはいけないことがいくつか存在します。今回は、その中でも近年とても増えてきている危険な予約方法の1つをお伝えします。

予定が決まらない内に、複数日を仮予約する方が激増している。

「絶対に行きたい人気温泉宿だから、満室にならないうちに早く予約しておきたい。」

お目当てのホテルや旅館がある方なら、誰もがそう考えるかと思います。しかし、仕事の休みや子供達の予定がはっきりしない為、宿泊日がなかなか決められず、日付が決まった時には満室になってしまっていた。そんな経験をされた方は少なくないはずです。

しかし、中には「だいたいこのあたりだろうから、全部予約しておこう。」と複数の日にちを仮予約しておいて、正式に日付が決まったら残りの予約をすべてキャンセルする方がいらっしゃいます。以前は、旅行会社経由や電話予約が主流だった為、こういうケースは少なかったのですが、現在はインターネット予約が主流で簡単に予約が出来てる時代になった為、複数日の仮予約件数が年々増加しているのです。

参考記事:【楽天トラベル】キャンセル料はいつから発生するの?無料期間や返金の仕組みも徹底解説

参考記事:【じゃらんnet】キャンセル料はいつから発生するの?キャンセル方法や返金の仕組みも徹底解説

複数日を仮予約するのはルール違反では無いが…

複数日を予約すること自体はルールに反している事ではないですし、キャンセルもそれぞれの宿泊施設が定めたキャンセルポリシーの範囲であれば全く問題ありません。

しかし、宿泊施設側の立場に立って考えてみると、客室を仮押えしてある事による販売機会の損失、予約処理作業の増加(その後のキャンセル処理含む)など、経営的な不利益を発生させている行為です。また、すでに予定が決まり正式に予約をしたいお客様が予約が出来なくなってしまい、他の皆様にも迷惑をかけてしまっているのです。

なぜ、複数日の仮予約をすると損してしまうのか?

極めて単純です。ホテルや旅館のおもてなしやサービスは「人(ひと)」が行なっているからです。

人は感情を持っています。

自分だけの都合で複数日を予約して、キャンセルを繰り返し、他のお客様や自分の勤める旅館に迷惑をかけることを厭わない人に、心からのサービスが出来るでしょうか?どんなに訓練を受け、接客に長けた方でも、モチベーションを高めることは難しいのではないでしょうか。筆者の経営する旅館もミシュランガイドに掲載されていますので、スタッフのサービスレベルは低くないと考えていますが、こういったお客様に平常心で高いパフォーマンスを提供出来るスタッフはほとんどいません。

逆に、日常的に仕事に対して高いモチベーションを持ったスタッフほど、このような形振りかまわない姿勢に減滅してしまうものです。

サービスレベルの高い宿泊施設ほど、情報共有が密に行われている。

現在、ホテル業界には、サービスレベルの向上や業務削減を行えるさまざまなシステムが存在しています。そして、良いホテルや旅館になればなるほど、そのシステムを使いこなし顧客管理の徹底を行なっています。必然的に、予約時から特定のお客様がどのような動きをされているのかという情報も全スタッフで共有されているのです。

ここは旅館経営者の筆者も本当に恐ろしいことだと思いますが、複数日予約をされていたお客様がチェックインされたその瞬間から、スタッフ全員が「この方は、他の方の迷惑を考えない自分勝手な方」という目で見ると同時に警戒を強めているのです。そんな状況で果たして良いサービスが提供出来るでしょうか。

まとめ

ホテルや旅館のサービスは、お客様とその施設との関係性の上に成り立っています。今回お伝えした複数日を予約するなど、周り方の迷惑を顧みない自分勝手な行動は、やる気やモチベーションを著しく減少させますので、結果的に「良いサービスが受けられない = 損をしてしまう」のです。

どうしても複数日を仮予約しなければならないような状況だった場合、その想いを電話やメールでしっかりと伝え、どうのような方法があるのかを真摯に相談されるのが良いと思います。また、叶うかどうかは別として、その要望に対してのホテル旅館側の対応で実際に足を運んだ際のサービス(接客姿勢)を感じる事も出来るように思います。