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【安かろう悪かろう】ではない!大江戸温泉物語グループと 伊東園ホテルズ の賢い泊まり方

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1泊2食+飲み放題付で8,000円台で泊まれてしまう温泉宿を展開する2大ホテルチェーン「大江戸温泉物語グループ」「伊東園ホテルズ」。その安さ故『安かろう悪かろう』との評判もありますが、何故その価格帯やサービスが実現出来るのかを理解する事で、決してそうではないことが分かってきます。今回はその秘密に迫ります。

大江戸温泉物語グループ
伊東園ホテルズ

何故、圧倒的に安いのか?その理由は?

現在、大江戸温泉物語グループは32件のホテル・旅館を、伊東園ホテルズは関東・伊豆熱海を中心に49件の宿を展開しており、両グループ共に日本を代表する大ホテルチェーンです。そして、この2大チェーンの最大のウリは、その「安さ」にあります。まずは、その安さの秘密を解説します。(店舗数は2019年9月現在)

両グループのすべてのお宿やプランで共通ではありませんが、その安さを実現する為に行なわれている3つサービス形態独自の経営手法が存在しています。

徹底した人件費削減

一般的な旅館経営では、売上に対する人件費率は30%未満が健全だと言われています。しかし、大江戸温泉物語・伊東園ホテルズ、両グループは、人的サービスを可能な限り削減し、より安価な宿泊料金を可能にしています。具体的には下記の3つのサービス形態を導入しています。

  1. 客室への案内を行なわない
  2. 食事は夕食朝食ともにバイキングスタイル
  3. 布団敷きもセルフサービス

上記3つのサービス形態をとる事によって、フロント、調理、料理出し、布団敷等、多岐に亘って宿の運営に関わる人件費を大きく削減しています。何れも今まで旅館がおもてなしとして行なってきたサービスですが、これをセルフサービスとする事で、お客様に販売価格として還元すると言うスタイルなのです。

安価な物件取得と少額の設備投資

大江戸温泉物語・伊東園ホテルズ、両グループの安価の理由として、もう1つ大きな理由があります。それは、宿の営業を開始する手法にあります。

両グループが経営しているお宿には、以前はすべて別のオーナーがおり、廃業や倒産などにより売りに出された建物を安価で取得する形態をとっています。これは、新築でホテルや旅館をはじめるより極めて安価で物件が取得出来ると同時に、以前営業されていた状態でそのまま物件を取得出来る為、追加の修繕費も少額に抑えられます。いわゆる「居ぬき物件」を安価で取得し、営業をスタートさせているのです。

経営的には借入金が少なく抑えられる為、少ない利益でも返済が可能になります。この「借金が少ない」と言う事も、価格を安く抑えることが出来る大きな理由の1つです。

両グループ宿の賢い利用方法

ここまでお読みいただいた方はお分かりかと思いますが、大江戸温泉物語・伊東園ホテルズ、両グループは、ただ安い訳ではなく、安価を実現し得る全うな理由が存在するのです。ですので、先にも挙げた

  • チェックイン時にお部屋までのご案内がない
  • 食事は夕食朝食ともにビュッフェスタイル
  • お布団は自ら敷く

この3つのサービス内容を納得出来るのであれば、決して「安かろう悪かろう」の宿ではないのです。企業努力の上に成り立った適正価格と言えるでしょう。

ただ、設備自体は新しくありませんし、人的なサービスは省力化されていますので、記念日やお祝いなど大切なシーンでの利用は絶対におすすめしません。「ちょっと足を伸ばして温泉でゆっくりしたい。」「グループで気軽に温泉旅行を楽しみたい。」など、普段使いのお宿としての利用であれば、コスパの良いお宿として、おすすめ出来るホテルチェーンです。

大江戸温泉物語グループ

伊東園ホテルズ

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